PROJECT
USEDを拡張する進化型古着屋「森」

コンセプトの言語化や、RE;CIRCLE STUDIOを中心にした生態系作りのお手伝いを担当しました。社内外に認識のため「USEDを拡張する」という表現が浮き上がってきました。構想から1年お手伝いし、その後2020年にOUT in Kyotoを一緒に作りました。

時期
2018年3月 *現在も事業は継続
プロジェクトオーナー
株式会社ヒューマンフォーラム
カテゴリー
事業開発 / 伴走支援
BACKGROUND
課題意識・きっかけ
古着に再注目した新しい事業体をつくりたい

京都で創業し、日本全国に展開する古着店「SPINNS」をはじめ雑貨や飲食店を営まれていました。改めて古着に着目し、”新しい業態や水路をつくること”を目指し、社外の意見も取り入れながら、議論を広げていきました。

APPROACH
戦略と方針

・「USEを拡張する」をテーマに社内外の人たちと事業構想を広げた
*1年間の取組をレポートで配信

OUTPUT/OUTCOME
実績と成果
USEDを拡張する進化型古着屋「森」が誕生

・売上の60%はアップサイクル”品。爆発的人気

・リメイクが好調。想定していた大手アパレルのOEMも展開

・理想に描いていた業務委託縫製士は全国26名
*2024/04/22現在

・派生してユースカルチャーの運動体「OUT in kyoto」も誕生

森 HP
AFTER
その後
森のディレクター井垣氏はオープン以降、お客さんや社会の状況をみながら営業展開を工夫していかれました。井垣氏の世の中に提案する商品の感度や角度はすごいし、スタッフに対する接し方も素敵です。業務委託縫製士を全国に26名生み出し、世界デビューやリメイクのOEMの展開するなど、すごい実現力だなと思います。京都・一乗寺ブリュワリーのユニフォームも作ってもらいました。今後もいろいろなニュースを期待しています。

( 成果物 )

森_concept
森_Expansion Review
京都・一乗寺ブリュワリー

( メンバーの声 )

プロジェクト立ち上げ時は、今みたいに"SDGsやサーキュラーエコノミー"といった言葉が目立っていなかった時。直後のコロナをきっかけに店舗を大阪から京都へ移転せざるを得なくなったり、品揃えや運営形態を刷新したりと、その時々で大きく方針を変えざるを得ませんでした。そんな中、前田さんの提案で、"USEDを拡張する"というコンセプトのもとブランドの価値観を伝えるために冊子を作ったり、社内外でさまざまなステークホルダーとのか関わりをつくってもらい、賛同者が少しずつ増え、事業も成長することができました。今後は、業界の垣根を越えていろんなコラボレーションを実現していきたい。
株式会社ヒューマンフォーラム 
森 ディレクター

井垣 敦資

( プロジェクトメンバー )

森 ディレクター 
井垣 敦資(株式会社ヒューマンフォーラム)

( 森_concept )

コンセプト設計アドバイス
about
コンセプト設計アドバイス:前田展広事務所

( 森_Expansion Review )

コミュニケーションツール制作アドバイス
事例)
オープン1年での取組や次なる展開を一緒に議論し、冊子にまとめました。

( 京都・一乗寺ブリュワリー )

ユニフォーム制作
about
client:株式会社京都・一乗寺ブリュワリー
商品開発:USEDを進化させる古着屋森