PROJECT
Sustainable Tourism KYOTO

持続可能な観光を推進する推進宣言事業者募集におけるクリエイティブ一式と、事業者の調査を兼ねた広報誌の企画・プロジェクトマネジメントを担当し、MAPの発行を契機に、JTB京都支店のサスティナブルツーリズム開発事業の支援が始まりました。

時期
2022.04〜2023年3月 現在も推進宣言事業者は募集中
プロジェクトオーナー
株式会社JTB 京都支社
カテゴリー
事業開発 / 伴走支援/調査・研究
BACKGROUND
課題意識・きっかけ
京都のサスティナブルツーリズムを支えたい

サスティナブルツーリズムは京都でもその機運が生まれていましたが、その社会認知は低い状況がありました。SILKの行政担当者向け事業相談会で、京都観光MICEから京都観光モラル宣言事業者の募集の枠組みについて相談を受けました。多くの募集や機運の醸成の期待があり、議論の結果、京都・輝く地域企業表彰の「宣言方式」が採用されました。

プロポーサル募集にてJTB京都支社にお伝えし、採択され、一般社団法人リリースとしてお手伝いさせていただきました。

 

APPROACH
戦略と方針
  • 審査形式ではなく、取組を宣言いただく形式を採用
  • 若手事業者と事業や世界の潮流を調査し、タブロイド誌を発行
  • LINK KYOTOへの関係性資本を増やす
OUTPUT/OUTCOME
実績と成果
京都市の持続可能な観光を見える化し、推進宣言事業者を募集

337社が推進宣言を行った *2024/04現在

・宣言事業者ステッカーを発行

・発行と同時にLINKKYOTOの関係性資本も増幅させた

紹介ページへ
AFTER
その後
JTB京都支社の藤本君との出会いはQ都での観光事業者ヒアリングの場でした。観光業界の人でサスティナビリティのことに関心のある人に初めて会いました。一般社団法人こころ館の「内発的イノベーション」も知られていたのは驚きでした。その後、持続可能な観光を支えるために生まれたJTB京都支社の事業「LINK KYOTO」が、地域企業との関わりを広げるために、様々な事業や事業者をお繋ぎしました。地域企業未来の祭典期間中に勉強会も開催しました。ツーリズムというアプローチ方法を学ばせていただくとともに、京都の観光におけるサスティナビリティの土壌も豊かになっていくよう、継続的に関われればと思います。

( 成果物 )

Sustainable Tourism KYOTO
KYOTOVEGAN ツアー
OISHII STREET
京都観光モラル推進宣言事業者
里山や地域循環について知る機会の創出

( メンバーの声 )

これまでに、前田さんがSILK(ソーシャル・イノベーション研究所)などで実践してきたエコシステム構築のノウハウを基に、観光業界のエコシステムに「社会的」な視点を取り入れるための試行錯誤を行ってきました。まず最初に始めたのは、前田さんの伝家の宝刀「事業者MAP作成」でした。その作成の過程で、SIGHTS KYOTOでのミートアップ等を繰り返しながら、内発性を持った人たちが繋がり合うプロセスを踏むことができました。機運作りから関係性構築まで一年間の伴走をしていただき、その基盤をベースに、これまでにない観光コンテンツの開発にもつながりました。さらに、サステイナブルツーリズムを継続的に推進するために立ち上げたのが、LINK KYOTOというプラットフォームです。現在も前田さんには、LINK KYOTOのプロジェクトに「ソーシャル・イノベーションの専門家」として関わっていただいており、観光業界のエコシステムに「社会的」な風を吹き込んでもらっています。
株式会社JTB
京都支店

藤本 直樹

ノブさんといえば、ビールからのハイボール!(その後何度もおかわり笑)。ノブさんとの出会いは、SILKの方々とともにSIGHTSにきてくれたのがきっかけです。
そういったなかで「京都市ソーシャルプロダクトMAP」のように持続可能な観光に取り組んでいる事業者をMAPにしようと声をかけてくださいました。そして、京都観光モラルを推進する会としてノブさんを中心にメンバーが集まり、タブロイド紙が発行されるに至ったのです。ノブさんは会うたび近況を聞いてくれて「ええ感じやね~」と言ってもらえることが励みとなり、嬉しいんですよね。いつもありがとうございます!
株式会社ニシザワステイ
代表取締役

西澤徹生

( プロジェクトメンバー )

調査
京都観光モラルを推進する会
藤本 直樹(株式会社JTB) / 西澤 徹生 (SIGHTS KYOTO) / 市川 智也 (株式会社京都春秋) / 福田 千恵子 (一般社団法人ツーリストシップ)/本山 喜之(株式会社 ビオスタイル)/ 今津 新之助(SOCIAL WORKERS LAB)/ 堀江 卓矢(京都市観光協会)/ 前田 展広(京都市ソーシャルイノベーション研究所)
発行
株式会社JTB 京都支店
編集
前田展広(前田展広事務所)
柴田 明(株式会社おいかぜ)
デザイン
山本 安佳里(AKARI DESIGN)
印刷
サンケイデザイン株式会社
協力
京都市ソーシャルイノベーション研究所(SILK)/ 一般社団法人リリース / 京都市観光協会

( Sustainable Tourism KYOTO )

2023.03
社会的事業の調査 / 紙面の発行
調査
京都観光モラルを推進する会

藤本 直樹( 株式会社JTB) / 西澤 徹生 (SIGHTS KYOTO) / 市川 智也 (株式会社京都春秋) / 福田 千恵子 (一般社団法人ツーリストシップ)
/本山 喜之( 株式会社 ビオスタイル) / 今津 新之助( SOCIAL WORKERS LAB) / 堀江 卓矢(京都市観光協会)/ 前田 展広( 京都市ソーシャルイノベーション研究所)
発行
株式会社JTB 京都支店
編集
柴田 明(株式会社おいかぜ)
デザイン
山本 安佳里(AKARI DESIGN) 
印刷
サンケイデザイン株式会社
協力
京都市ソーシャルイノベーション研究所(SILK) / 一般社団法人リリース / 京都市観光協会

( KYOTOVEGAN ツアー )

ツアー造成及び写真:KYOTOVEGAN
credit
ツアー造成及び写真:KYOTOVEGAN

( OISHII STREET )

企画・運営 / ロゴデザイン
about
産学連携実態調査事業
地域密着型商店街の外国人観光客向け事業

事業運営:前田展広事務所
協力:京都三条会商店街
ツアー造成:有限会社ワックジャパン
連携:龍谷大学 政策学部政策学科 高畑重勝 ゼミ生の皆様
ロゴ、旗制作:株式会社おいかぜ

( 京都観光モラル推進宣言事業者 )

ロゴ、チラシ制作:一般社団法人リリース
about
京都観光モラルの推進宣言事業者ロゴをリリースで制作しました。

タクシーや観光施設でも掲出がみられるようになりました。

( 里山や地域循環について知る機会の創出 )

2022年11月27日
プロジェクト伴走支援
about
モノの源流を巡る循環ツアー
企画・運営:GOOD NATURE STATION

産地(モノの源流)を巡り、消費者の手に届くまでのモノのストーリーを知ることで、地域循環や地産地消を考え、モノを大切にする心をはぐくむことを目的とした「京都|モノの源流を巡る循環ツアー」。京都・河原町の複合施設「GOOD NATURE STATION」(グッドネイチャーステーション)で販売する商品の産地である精油工房等の見学や冬野菜の収穫体験ができます。
「信じられるものだけを、美味しく、楽しく。人も地球も元気にする“GOOD NATURE”なモノ・コトが集まる場所」をコンセプトに、オーガニック食品や自然由来の成分のみを使用した化粧品などの販売や、レストランなどが揃う「GOOD NATURE STATION」。 そんな、GOOD NATURE STATIONで扱っている商品の源流(ストーリー)を巡る旅が誕生しました。
移動は「かけもち」運送バス。ツアー参加者が乗車するバスに、杉乃精の商品などを積み込み、販売先であるGOOD NATURE STATIONまで運搬します。乗客と荷物の輸送・運行を同時に行う貨客混載により、商品の運搬にかかるCO2排出の削減につながります。

https://totteoki.kyoto.travel/events/12085/