能勢電鉄を中心に6つの自治体が連携する2年に1度の地域芸術祭に、2017年から6年間、全体のプロジェクトマネージャー(PM)として関わりました。距離的、時間的にも難しいことが多かったですが、とても面白い体験でした。
のせでんアートラインは、能勢電鉄開業 100 周年を記念し、『新たな関係を築き、互いに理解を深め、つながりを強くしたい』という思いで始まりました。
自治体や本部とのコミュニケーションの補強のため、2016年の春頃にその年のアートプロデューサーに就任したアートユニットのYottaからお声がけいただき参画。Yottaに続き第4回は前田文化と、アートプロデューサーの企画の実現のお手伝いをしました。
2021年の5回目は、コロナ禍での開催ではありましたが、地域の参画を生み出すことや、芸術祭を継続させていくための体制について議論を広げていました。
・3名のプロジェクトマネージャー体制で連携
・地域で活躍される6名を運営メンバーに迎え入れた
・地域住民が参画できる枠組みを設けた
・プロジェクトは企業、自治体から募集を行った
・招待作家に加え公募作家を実施。オンライン音楽祭、車で観覧可能な野外シアターを開催
・地域住民向けに地域を新しい視点で実験する「地域プロジェクト」を募集
・参加者総数 約32,150人 地域プロジェクト参加者 約3,600人
・地域住民の社会実験「地域プロジェクト」14件
・アートラインの関わりから「Tsu-guプロジェクト」「里山技塾」「トヨノノ応援会」「芸能の振興おまもり」が生まれた
のせでんアートライン2021三好庸隆
舛野隆(能勢電鉄株式会社)
大森淳平
田中郁后
西田哲也