初年度の事務局を担当させていただいた、「奈良・町家の芸術祭はならぁと」から、甲賀プロデューサーによるスピンアウト企画。賃貸情報に出ない空町家物件のオーナーとサブリース契約を行い、短期間で使いたい人とマッチングし、活用の機運を醸成する社会実験。2年間で奈良県の重要伝統的建造物群保存地区6地域で開催し、終了後もそれぞれの活用や機運が広がりました。
素晴らしい町家や町並みも、空町家となり使わなくなって老朽化が進み、いつの間にか取り壊されるものがあります。どこもかしこも駐車場になってしまいます。しかし、空町家にも言い分があって、片付いていなかったり、持ち主が東京に住んでる状況や、家財やお仏壇があるため、貸して何かあった時の地域への責任などんど、空町家の活用は簡単なことではありません。景観を守るだけでなく、活用されない空町家を、どのようにして活用される状況を生み出すか?について課題がありました。
・地域のまちづくり団体の信用関係資本を活かし、オーナーへ打診。
・使い手へ又貸しを行う短期サブリースプロジェクトを開催
・借り手と貸し手の丁寧なおつなぎをする
・短期活用でまず1歩。借り手と貸し手のお見合い
・6地域8つの空町家で開催。現在も2件活用継続中
・事務局の浦野君は実施後空き家活用のNPOに入社
・使い手が朝日テレビ「人生の楽園」に出演
大和・町家サブリースプロジェクト HP浦野聡