PROJECT

京都・一乗寺ブリュワリー　リブランディング

世界で一番種類が多く個性に富んだお酒がビール、その多様なビールを日本にもっと広めたい、そしてその製品を一流のものに育てて、その仕事に障害者の人たちが携われるものにしたい、そう考えて始めた事業だった。腕の良い醸造者が共感してくれて素敵なおいしいクラフトビールが生まれた。だけど、それをどう世に広めたらよいのかわからない。そんなときに「よい根」の前田さんに出会い、新しいスタートを切った。「近寄ってみたら、みんなおかしい」、精神障害をもった人たちが地域で暮らしていける社会となるために、私たちが分かち合える言葉。前田さんはその言葉をしっかり受け取って、ビールもお店もその「ちょとおかしな世界観」が染みこんだものにしてくれた。これぞブランディング、酔いね！

方針、商品の魅せ方、働きの場の整備…課題だらけであった、会社全般を様々な観点から見て頂きサポートを頂けました。
　最初に社員ひとりひとりのヒアリングから会社の雰囲気や強みを纏めて頂き、スケジュールと併せブランディングプランを決定。そして会社ロゴとユニフォーム、コンセプトが完成しました。さらに社内の清掃・棚の作成といった改革、イベントグッズの作成、他社様との取引の場を設けて頂きました。「困ったら前田さんに聞けばいい」と思えるような総合的なサポートで会社の基盤を作って頂き、感謝申し上げます。

お洋服のブランドなのにビールを作った？！そんな経験ができたのは、
前田さんに参加してもらったフェリシモのプロジェクトがきっかけでした。
仕事が終わって急いで帰ってお料理を作りながら飲むビールを作りたい！
それは「ほっ」と素の自分に戻れる瞬間だから「すっぴんエール」と名付けました。
“みんなちがって、みんないい”という理念のもと、障害のある方のお仕事を作られている
「京都・一乗寺ブリュワリー」さんと前田さんと一緒に作ったビールは本当においしくって、やさしい気持ちになれたビールでした！