PROJECT
地域のおしごと博物館・京都

半径500mの6企業とつくる地域の子供向け職業体験プログラム。市内で唯一の本陣跡で宿場町の雰囲気を残す西京区樫原地区で、自動車販売整備業を営む有限会社鈴木モーターズの地域事業としてスタート。2022年6月には社団法人化されました。

未来を担う子どもたちに自分が輝ける働きがいのある仕事を見つけてほしい、地域にある中小企業や商店の魅力を知ってもらい、幸せに過ごせる未来へ案内したいという想いが込められています。

時期
2019年4月〜2021年3月 *現在も事業は継続
プロジェクトオーナー
有限会社鈴木モーターズ / 一般社団法人未来コンシェルジュ
カテゴリー
事業開発 / 伴走支援
BACKGROUND
課題意識・きっかけ
知育地生。子供達に地域のお仕事体験を

労働力が少ない現代で、地域企業にとって地域の人材はとても重要だが、子どもたちは地域のお仕事に出会う機会が少ないことに注目し、週1回の習い事のような職業体験のプロジェクトを起案されました。

APPROACH
戦略と方針

・樫原以外の地域でも展開が可能な枠組みにする

開催地域で組織化する

・開催を希望する地域を募集する

OUTPUT/OUTCOME
実績と成果
「地域のお仕事博物館・京都」が誕生

若年層の職業意識を育てることに地域企業が積極的に関わる「地育地生」を提唱

・2019年から5年間で12地域で1068名が参加

・寄付や協賛87社

多数受賞
2019年「地域企業輝き賞」/ 2021年「京都景観賞景観づくり活動部門 優秀賞」/ 2022年「京都市自治記念日 未来の京都まちづくり推進表彰」

地域のおしごと博物館・京都 HP
AFTER
その後
まずは会社のある樫原地域で開催ということを決めてから、驚くべきスピードとコミュニケーションで実施され、京都市内の各所で開催が広がりました。代表の鈴木さんは実現する力が素晴らしいです。当日の案内係のコーディネーターや運営メンバー、チラシのデザイナーは全て、地域の学生や女性の活躍の機会になっています。

( 成果物 )

地域のおしごと博物館・京都
京都・地域のお仕事博物館_レポート制作

( メンバーの声 )

前田さんから多くの人や事例を把握しながら進めることを学び、前進できるための的確なアドバイスをタイミング良くいただきました。地域のお仕事博物館は一人ではできませんでした。たくさんの関わりのおかげで今の広がりに至ったと思います。一生懸命にやり続け、ひとつ先へ上書きし挑戦を楽しむことを心がけてきました。次は、他府県での展開や、仕事体験ツーリズム。参加後の子どもや大人への単発の有料開催などを展開してきたいと思います。
一般社団法人 未来コンシェルジュ 
代表 

鈴木 千鶴

( プロジェクトメンバー )

企画・運営
一般社団法人 未来コンシェルジュ 代表 鈴木 千鶴
伴走支援
前田展広事務所

( 地域のおしごと博物館・京都 )

プログラムの様子
about
『地域のおしごと博物館京都』は、小学1〜6年生を対象にしたワークショップとして、開催地域を設定し、そこから近い場所にある商店や企業で仕事体験を実施します。当日は、子どもたちや保護者、高校生や大学生の案内人ボランティアがいったん拠点に集合し、体験場所ごとのチームでコミュニケーションをとった後に、案内人ボランティアの引率で開催場所に移動します。

ワークショップは、不動産店では「部屋の間取り図を書いてみよう」、電気店では「テレビを見るためのアンテナ工事体験」、生花店では「フラワーアレンジメント作り」など子どもたちが関心を持って楽しめる内容です。

ワークショップが終了したら子どもたちが感想とお礼を伝え、案内人ボランティアとともに拠点に戻ります」。

( 京都・地域のお仕事博物館_レポート制作 )

ソーシャルインパクトの調査 / レポート制作
事例)
数年間の活動でどのような実績や効果が生まれたかを調査しました。

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