PROJECT
U35-KYOTO

次期京都市基本計画(2021-2025)の多様な解釈を共有し、これからの京都を考える取組。アルパックさんから業務委託をいただきました。声をかけたプロジェクトマネージャー4名を推進し、基本計画との関係性も加味しながら、みんなでU35世代の方々がやりたいことができる環境を一緒に作っていきました。

時期
2019.04〜 現在
プロジェクトオーナー
株式会社地域計画建築研究所(アルパック)
カテゴリー
事業開発 / 伴走支援
BACKGROUND
課題意識・きっかけ
有識者だけでなく、多様なU35世代の価値観を市政につなげたい

次期京都市基本計画策定に向け、有識者を集めた少人数の会議体形式ではなく、ゆるやかに対話を広げていくコミュニティ形成を前提に、プロジェクトマネージャー4人を中心に広く議論を広げていきました。

APPROACH
戦略と方針

 

  • 4名のプロジェクトマネージャーから始まる関係性を活かした形成
  • 様々な若者世代の価値観やアクションを基本計画に関連づけ編纂
  • 事業完了後の自走化を前提にスタートさせた
OUTPUT/OUTCOME
実績と成果
U-35 KYOTO創設。noteでの発信やプロジェクト相談会、タブロイド誌を発行
  • U35コミュニティから様々なプレイヤーの連携が進んだ
  • 生まれたプロジェクトは26本
  • U35noteは50本近くコンテンツを掲載
  • 下京区と連携し活動支援を展開
  • 活動資金となる防災商品2024年発売
  • 京都の試みを知った札幌・静岡の方々が、U35-SAPPORO、U35-SHIZUOKAを立ち上げ。
紹介ページへ
AFTER
その後
声をかけた4名のプロジェクトマネージャーが導いてくれました。コロナ禍に突入し大きな集まりは実施できないなか、noteでの発信体制やプロジェクト相談会、秀逸なタブロイド誌を発行。5年経ち学校への出前授業や全国との連携展開、連携事業が生まれていることも嬉しい。次の基本計画策定にも寄与できる運動体になることを期待しています。

( 成果物 )

U35-KYOTO タブロイド
U35-KYOTO project
Community Based Companies MAP KYOTO
U35-KYOTO で生まれた景色
U35-KYOTO デザイン

( メンバーの声 )

若者世代のまちへの「願い」や「想い」は、みんなで叶えることができる。
U35-KYOTOで体験したことは、わたしの願いを私たちの願いに広げ、まちの大きなビジョン・進路と息を合わせながら、実現することの面白さでした!若者のチャレンジをみんなで応援する環境と仕組みをデザインいただき、事業終了後も活動は継続し、次の京都市基本計画(2026年〜)に向けて取り組み中!行政と対話をしながらまちをつくる文化の兆しを感じています!
株式会社SOU 
代表取締役社長

仲田 匡志

U35-KYOTOを通して同世代のプレイヤーとの出会いがたくさんあり、人生が豊かになりました。今の仕事につながっていたり、我が子が学ぶ場になったり。のぶさんの入るところ引くところが絶妙で、初めての試みに挑戦しながらも、安心してのびのびと制作をさせてもらいました!
株式会社おいかぜ
コピーライター / ディレクター

柴田明

前田さんとは私が京都へ来て1年くらいで出会いました。
出会った当初、自主プロジェクトの相談相手になってもらい、色々とアドバイスをもらいました。毎週、北山のロイヤルホスでフワフワと浮いている私の想いだけを汲み取ってもらい、適切な質問を投げかけられるたびに、思考がクリアになっていき進むべき道が何となく現れてきました。そのプロジェクトは今も継続中。あの時間がなかったら生まれてなかったなと思います。そのうちに「ねぇ、ポートフォリオとかないの?見せて」と軽く言われたことから仕事も一緒にさせていただくようになりました。いつものびのびと仕事をさせてくれて、関係する人たちみんなが”良い”と思う着地ポイントに導いてくれる、管制塔のような方だと思います。
AKARI DESIGN

山本 安佳里

( プロジェクトメンバー )

事務局メンバー
(2020年7月時点)
市川 智也(株式会社京都春秋 取締役)
井上 雅登(京都リサーチパーク株式会社)
大西 里枝(株式会社大西常商店 4代目)
大野 丈(スポーツ法人ENJIN)
木下 京介(NPO法人グローカル人材開発センター)
山東 晃大(京都大学経済研究所 研究員)
柴田 明(株式会社おいかぜ)
高島 千聖(立命館大学4回生/RIMIX事務局 スタッフ/オランアースTSE 代表)
中馬 一登(株式会社美京都 代表取締役社長)
寺村 日蕗香(NPO法人あおぞら 理事/有限会社知足庵 取締役)
仲田 匡志(株式会社美京都)
長村 伊織(四天王寺大学4回生)
中村 菜穂(一般社団法人京都ジェンヌの会 代表理事)
豊岡 麻理香(京都信用金庫)
原田 岳(株式会社taliki CCO/一般社団法人Impact Hub Kyoto Maker)
南 絢加(着付け講師)
森口 誠(一般社団法人暮らしランプ 代表理事)
山本 安佳里(AKARI DESIGN/コドモト 代表)
山本 彩代(NPO法人場とつながりラボhome's vi)
コーディネーター
前田 展広(前田展広事務所)

( U35-KYOTO タブロイド )

2021.03
U35-世代の価値観の調査 / タブロイド誌の発行
発行
京都市総合企画局市長公室政策企画調整担当
プロジェクトマネージャー
原田岳
編集
柴田明(株式会社おいかぜ)
デザイン
山本安佳里(AKARI DESIGN)
撮影
其田有輝也
制作
U35-KYOTO事務局
印刷
サンケイデザイン株式会社
コーディネート
前田展広事務所
発行年月
令和3年3月

( U35-KYOTO project )

プロジェクト相談会の開催
about
共創をテーマに、U35世代の新たな試みや企画に伴走する支援プロジェクト。
失敗も貴重なステップだと考え、常識にとらわれない挑戦を後押しし相談会や伴走支援が行われました。

サイトに掲載しているものだけで26個のプロジェクトが生まれました

枠組みを一緒に考えて、相談会や支援はどんどん進んでいきました。

関係ないですが、丁度この頃、息子とのバトミントンでアキレス腱を断裂し、初回の相談会はロボットみたいな格好で参加し驚かれました。

( Community Based Companies MAP KYOTO )

2021年4月
社会的企業の発掘・調査。紙面の発行
about
新型コロナウイルスにより全世界が混乱の渦に巻き込まれ
やり場のない怒りや不安と共にスタートした2020年代。
私たちが小さくとも力強い光を見いだしたのは
このまちに暮らす一人ひとりが営む、商いの現場でした。
“希望” という言葉をビジネスと結びつけると
なんだかうさんくさく聞こえるかもしれません。
しかし、「希望の兆しを感じる企業を教えてください」と
呼びかけた私たちのもとには、
たくさんの企業名と応援の声が寄せられました。
ここに描かれた未来への兆しを、
皆で大切に育んでいけたら。
そんな思いが広がっていくことを願い、1枚の地図を作りました。

発行|公益財団法人京都高度技術研究所(ASTEM)
企画・監修|一般社団法人リリース
デザイン|AKARI DESIGN
調査|U35-KYOTO 京都の地域企業からみえる「希望の兆し」探究チーム

( U35-KYOTO で生まれた景色 )

交流会などの様子

( U35-KYOTO デザイン )

ロゴとビジュアル
about
デザイン:AKARI DESIGN